南極観測は文部科学省を中心に、各省庁や関係機関が参加し、観測や輸送などを分担して進めている、国家事業である。
南極観測隊は「国立極地研究所」が運営。その大元は「文部科学省」内の組織である南極地域観測統合推進本部、通称「南極本部」が取り仕切っている。
各省庁がそれぞれ専門分野を担当しており、総務省や気象庁、国土地理院などから実際に隊員を派遣している省庁もある。
防衛省は日本から南極への輸送(砕氷艦)と、南極での基地設営作業支援などの「南極観測支援」を行い、「海上自衛隊」が担当している。ちなみに、初代観測船である砕氷船「宗谷」の運航は海上保安庁だった。
主たる任務は南極地域での各種観測である。雪氷学、気象、宇宙、生物/医学、地学分野の様々な観測や、外国の研究者との共同研究・観測を行う。 [Administrator]
・軍事的利用の禁止
・科学的調査の自由と国際協力
・南極地域における領土主権、請求権の凍結
・核爆発、放射性廃棄物の処分の禁止
2009年9月現在、47カ国が締約。28カ国が協議国、19カ国が締約国とjなっている。
詳細は、参照URLまたは外務省HP参照。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/s_pole.html [Winters]