永田 武 (ながたたけし)
【更新時刻】 2009/09/14 16:50:00
【分類】 [名称] [人名]
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【関連語】
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(1)  第1次日本南極地域観測隊の隊長であり、東京大学教授、国際地球観測特別委員会委員長、南極地域観測特別委員会委員長などを務めた。日本の南極観測事業を導いた第一人者である。
 岩石に残留磁気が生じる機構の解明などを行い、岩石磁気学という分野を築いた。
 大正2年(1913)6月24日愛知県岡崎市生まれ、平成3年(1991)6月3日没。昭和36年(1961)「南極観測実施に際しての功績」に対して政府より銀杯を授与。昭和48年(1973)から昭和59年(1984)まで国立極地研究所所長を務めた。
 昭和60年(1985)勲一等瑞宝章受賞。
[Winters]

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夏訓 (なつくん)
【更新時刻】 2007/06/19 17:17:36
【分類】 [イベント]
【参照URL】 かきそうごうくんれん
【関連語】
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(1) →夏期総合訓練 [Administrator]

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夏作業 (なつさぎょう)
【更新時刻】 2007/06/19 17:18:39
【分類】 [行為]
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【関連語】
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(1)  夏の間(12月末〜1月末)に行う、土木・建築工事をはじめとした野外作業。越冬のための準備として、夏隊・越冬隊、そして海上自衛隊の支援も受けながら、総勢100名ほどで一気に行う。一ヶ月強の間、ほとんど休日を取らずに行う(年末年始に1.3日程休む)。なお、休日に勤務した分は、他の日に代休として休暇を取る。
 この期間は特に日頃肉体労働の少ない者にとっては非常に厳しい期間であるが、この期間に苦楽を共にした仲間とは深い絆で結ばれる。故に夏隊員が日本に帰るとき、大の男が涙の別れを告げるのである。 [Administrator]

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夏宿 (なつしゅく)
【更新時刻】 2009/09/01 18:14:17
【分類】 [建物]
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【関連語】
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(1) 第1と第2とがある、「夏期隊員宿舎」の略称。→夏期隊員宿舎 [Administrator]

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夏隊 (なつたい)
【更新時刻】 2009/09/01 18:16:41
【分類】 [組織名]
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【関連語】 夏作業
【意味】 (→意味追加)
(1)  日本南極地域観測隊の組織。越冬隊に対して夏隊は12月〜2月上旬頃までの期間南極に滞在する。生物観測や地学観測をはじめ、夏ならではの(夏しかできない)観測を行ったり、越冬隊が越冬するための基地設営を行う。
 昭和基地などには越冬隊も夏隊も一緒に上陸するが、2月1日に前次隊と「越冬交代」を済ませたら、すぐに夏隊は「しらせ」へ戻り帰国の準備につく。引継ぎや業務で残る者がいるが、「しらせ」が離岸・北上する時には全員が引き揚げる。夏隊とは短い期間ではあるが夏作業を通してとても濃密で特殊な時間を共にするため、その別れはとてもつらい。夏隊が去っていくヘリポートでは、いい男達が男泣きに号泣するシーンが毎年見られる。筆者もその一人であるが、その涙の理由は簡単には表現できない。
 毎年だいたい20〜30人で構成される。 [Administrator]

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南極越冬隊 (なんきょくえっとうたい)
【更新時刻】 2009/09/02 13:18:53
【分類】 [組織名]
【参照URL】
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1) →日本南極地域観測隊のうち、昭和基地等にて越冬観測を行う部隊。約40名で編成される。 [Administrator]

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南極観測 (なんきょくかんそく)
【更新時刻】 2009/09/02 16:14:52
【分類】 [行為]
【参照URL】
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1) →南極観測事業 [Winters]

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南極観測事業 (なんきょくかんそくじぎょう)
【更新時刻】 2009/09/02 15:45:02
【分類】 [行為]
【参照URL】
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1)  1957〜1958年(昭和32〜33年)に計画された国際地球観測年(IGY)。世界各国では未知の世界だった南極大陸を、各国が協力し観測・調査を実施することが大きな目的になっていた。
 我が国が初めて南極観測を始め昭和基地を建立したのが昭和31年(1956年)、以来53年、平成21年(2009)11月には第51次隊を新観測船「しらせ」と共に送り出そうとしている。

 南極観測は文部科学省を中心に、各省庁や関係機関が参加し、観測や輸送などを分担して進めている、国家事業である。

 南極観測隊は「国立極地研究所」が運営。その大元は「文部科学省」内の組織である南極地域観測統合推進本部、通称「南極本部」が取り仕切っている。
 各省庁がそれぞれ専門分野を担当しており、総務省や気象庁、国土地理院などから実際に隊員を派遣している省庁もある。
 防衛省は日本から南極への輸送(砕氷艦)と、南極での基地設営作業支援などの「南極観測支援」を行い、「海上自衛隊」が担当している。ちなみに、初代観測船である砕氷船「宗谷」の運航は海上保安庁だった。
 
 主たる任務は南極地域での各種観測である。雪氷学、気象、宇宙、生物/医学、地学分野の様々な観測や、外国の研究者との共同研究・観測を行う。 [Administrator]

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南極観測船 (なんきょくかんそくせん)
【更新時刻】 2009/09/02 12:05:47
【分類】 [車両]
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【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1)  我が国の南極観測事業のため、日本から昭和基地等へ物資や観測隊員を輸送する船。海上自衛隊が運行する(南極観測支援)自衛艦である。
 物資/人員輸送のほか、南極観測隊による海洋観測や気象観測、地学観測など、様々な観測も航海中に行う。
 平成21年の南極観測支援からは、次期砕氷艦「しらせ」(AGB5003)が運行される予定。
 正式には「砕氷艦"しらせ"(しらせ級砕氷艦AGB5000番台)」であるが、南極観測船「しらせ」と呼ぶことも多い。
 →砕氷艦「しらせ」 [Winters]

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南極観測隊 (なんきょくかんそくたい)
【更新時刻】 2009/09/02 11:59:13
【分類】 [組織名]
【参照URL】
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1) →日本南極地域観測隊 [Winters]

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南極軽油 (なんきょくけいゆ)
【更新時刻】 2009/09/02 10:57:22
【分類】 [器具]
【参照URL】
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1)  主に雪上車燃料に使われる軽油。南極で使用できるよう、気温−60℃まで使用可能。「南軽」と略すことも。
 他に、南極エンジンオイル、南極ギアオイル、南極ブレーキオイル、南極グリースなど専用の油類が使用されている。 [Administrator]

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南極条約 (なんきょくじょうやく)
【更新時刻】 2009/09/29 14:15:12
【分類】 [名称その他] [その他]
【参照URL】 http://ja.wikipedia.org/wiki/南極条約
【関連語】
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(1)  南極地域(南緯60度以南)の平和的利用を定めた条約。
 南極地域は厳しい自然環境ゆえに人類未踏の地であり、1908年にイギリスが南緯50度以南、西経20度から80度に至る範囲の諸島の領有を主張したのをきっかけに、各国間で領有問題が浮上。しかし、国民が住み占有(実効的支配)することは実質上無理があったため、一定の範囲でt領有を認めるセクター主義が主張されてきた。
 しかし、科学技術の進化とともに定住することが可能となってきたため、各国の領有主張が激しくなる前に南極地域(南緯60度以南)を平和的に利用する事を目的として、各国学者達主動のもとで定められた条約である。
 日本、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ソビエト連邦(現ロシア)等12か国が、1959年12月1日に採択した。
 主な内容は次の通りである。

・軍事的利用の禁止
・科学的調査の自由と国際協力
・南極地域における領土主権、請求権の凍結
・核爆発、放射性廃棄物の処分の禁止

 2009年9月現在、47カ国が締約。28カ国が協議国、19カ国が締約国とjなっている。

 詳細は、参照URLまたは外務省HP参照。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/s_pole.html [Winters]

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南極大学 (なんきょくだいがく)
【更新時刻】 2009/09/01 18:19:02
【分類】 [イベント]
【参照URL】
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1)  全越冬隊員が持ち回りで講師を務める昭和基地名物行事。講義内容は何でもOK。専門職種の内容から、方言講座や趣味の講座まで多種多様。観測隊のイベントであるが、開講は勤務時間外である夕食後。規定の単位(受講数)に達すれば、南極大学学長から卒業証書が授与される。 [Administrator]

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南極地域観測隊 (なんきょくちいきかんそくたい)
【更新時刻】 2009/09/02 12:05:04
【分類】 [組織名]
【参照URL】
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1) →日本南極地域観測隊 [Winters]

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南極物語 (なんきょくものがたり)
【更新時刻】 2009/09/11 13:56:29
【分類】 [その他]
【参照URL】 http://ja.wikipedia.org/wiki/南極物語
【関連語】
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(1)  昭和58年(1983年)に公開された日本映画。我が国最初の南極観測事業を遂行した第1次日本南極地域観測隊の隊員とそり犬達との活躍を描く。いわゆる置き去りにされたそり犬たちのうち生き延びたタロ・ジロと、再び再会する人間の感動のドラマ。
 越冬観測を終え、第2次観測隊と越冬を引き継ぐはずだった第1次越冬隊。しかし、悪天候のため第2次越冬を断念することとなり、犬たちは止む無く無人の昭和基地に置き去りにせざるを得ない状況となった。
 物語ではその後の犬たちの生活、そして日本に帰国した犬係の隊員の苦悩を描く。
 やがて、担当の二人を乗せた砕氷船「宗谷」が一年ぶりに再び南極へやってくると、生き延びているタロとジロの姿を発見。
 昭和基地に降り立った二人のもとに、タロ・ジロが駆け寄り、涙の抱擁を交わす。
 もちろん、犬たちだけでの越冬の様子などをはじめ、実話を元にドラマチックな創作を加えた作品である。カナリヤや猫の「タケシ」は出ていないようである。
 "あの"村山雅美氏が監修し、アラスカなどでロケを行い、実際に昭和基地のセットを建設したという。撮影だけで3年あまりかかったらしい。
 また、フジテレビが初めて制作した映画であり、大変な人気となりTVでも何度も放送された。1997年に「もののけ姫」に抜かれるまで、興行収入が日本一だったという。
 監督:蔵原惟繕、出演:高倉健、渡瀬恒彦ほか、準主役の犬たちは樺太犬(当時すでに希少種だった)ではなく全てエスキモー犬。
 音楽:ヴァンゲリス。日本ヘラルド映画、東宝配給。上映時間145分。副題(英語タイトル)「ANTARCTICA」(1984年アメリカで上映)。
 昭和59年(1984年)には製作元のフジテレビ系列が未公開場面を収録した特別編をTV放送。ただし、この放送は再放送も媒体販売もされていないという。
 なお、監修、資料提供として、越冬隊長・西堀栄三郎氏、第1次越冬隊員・菊池徹氏、北村泰一氏が協力。この3名は、越冬隊長・小沢大、越冬隊員(犬担当)・潮田暁、越智健二郎のモデルである。
  [Winters]
(2)
 昭和58年(1983年)に公開された日本映画(1)を、平成18年(2006年)米国:ウォルト・ディズニー・カンパニーが登場人物等を米国人にするなどリメイクした映画。
 登場人物が米国人であり、米国基地での物語となっているほか、犬は日本版がエスキモー犬だったのに対し、シベリアンハスキーを使用。 [Winters]

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南極料理人 (なんきょくりょうりにん)
【更新時刻】 2009/09/11 16:51:53
【分類】 [その他]
【参照URL】
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1)  第30次・38次越冬隊員(調理)の西村 淳氏の著書「「面白南極料理人」「面白南極料理人笑う食卓」を原作とした日本映画。2009年テアトル系、TOHOシネマズ、ワーナーマイカルなどで上映。
 監督:沖田修一、出演:堺 雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補ほか、音楽:阿部義晴(ユニコーン)。
 氷点下54℃、標高3810m、ドームふじ基地での観測隊員8人の男たちの日々の越冬生活を綴る。 [Winters]

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南軽 (なんけい)
【更新時刻】 2009/09/02 10:55:41
【分類】 [器具]
【参照URL】
【関連語】
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(1)  南極軽油のこと。南極で使用できるよう凍結温度が普通の軽油よりもずっと低い。主に雪上車燃料に使われる。 [Administrator]

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